のそ☆つぼ

　昨日は、「踊る大捜査線 THE MOVIE3」を観に行ってきました。
今月中の東宝系の優待券があったので・・・。
「借りぐらしのアリエッティ」にしようかな・・・とも思いましたが、
こちらはM氏も観たいようなので、次回へ持ち越しです。

☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆
踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ！



湾岸署を襲った連続殺人事件から7年。
湾岸署刑事課強行犯係の係長に昇進した青島（織田裕二）は、
３日後に控えた新湾岸署への[引越し本部長」に任命されて、大張り切り。
　しかし、引越し当日、管内で不可解な事件が続発する。
青島やすみれ（深津絵里）が捜査で駆け回っている間に、
引越しの混乱に乗じて湾岸署から拳銃が3丁盗まれてしまう。
犯人グループの要求は、青島が過去に逮捕した犯罪者たちの釈放、
「応じなければお前たちの拳銃で無差別殺人を行う」と脅迫してきた。
　さらに彼らは、新湾岸署の最新セキュリティシステムを逆手に取り、
建物を孤立させてしまう。
すみれたち多くの署員が、新湾岸署に閉じ込められ・・・

　過去2作がいずれも興行収入100億円を超えた大ヒットムービー
「踊る大捜査線」シリーズの第3弾。
監督は本広克行。
(141分)
☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆

　スピンオフでなく、久々にいつものメンバーが揃い、懐かしかったです。
今回は、シリーズ初登場の管理補佐官・鳥飼役の小栗旬や、
2004年に死去したいかりや長介が演じた和久さんの甥っ子・和久く役の
伊藤淳史、久しぶりの内田有紀など、豪華メンバーが揃いました。
（私は、密かに交渉課の小池役の小泉孝太郎が結構好きだったりして。
あの冷たい感じがいいんだなー！）
映画公開前の宣伝も派手で、かなり期待していたのですが・・・
ストーリー的には、ちょっとありえない感じでしたね。
いくら引越しのドサクサがあるからといって、あんなに杜撰な
ものなのでしょうか？
この映画を見て、警察という組織に幻滅しそうですが・・・
コメディだからと割り切って観た方がいいですね。
　あと、コメディの要素も大きいからかもしれませんが、セリフの端々とか
人の命の扱いが軽すぎる感じがしました。
だから、青島が体を張っても、そう深刻に感じられないのです。
それと、すみれの言葉がちょっと乱暴だったのが気になりました。
「死ねばよかったのに・・・」なんていう言葉は、簡単に使うもの
じゃないと思うけどなあ。

　なーんて言いつつも、2時間以上の作品なのに、そんなに
長く感じなかったということは、楽しめたってことですよね。
日本の映画っていうのは、小さな役どころまで、自分の
知っているような俳優さんがチラッと出てきたり・・・という
楽しみもありますし。
最後に明かされる、湾岸署の新署長の正体にも注目！
そうそう、過去の作品をおさらいしておいた方が、さらに
楽しめると思いますよ。

のその感想・・・7点（10点満点で）


　ここのところずっとTVで、踊る大捜査線の過去のシリーズを
放送していますね。
残りの放送は、スピンオフの2作品。
時間が空いていたら、観てみようかな・・・。