のそ☆つぼ

　火曜日は「カンフーくん」の試写会へ行ってきました。
先日、めざましテレビにカンフーくんが生出演したとき見て、ぜひ
映画も観てみたいと思っていました。
ここのところ試写会へ行っていなかったので、久しぶり
おまけに、今回は舞台挨拶に、生カンフーくんが来たのです！！

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　中国・少林寺で日夜武術の訓練に励むカンフーくん（チャン・チュワン）は、
最年少で少林寺36房の試練をクリアしようとしていた。
最後の試練として、カンフーくんは師匠に日本へ飛ばされる。
東京の下町に落下したところで、太極拳の達人・いずみちゃん（泉ピン子）と
孫娘のレイコ（藤本七海）と出会い、日本にいるはずの最後の敵を探しながら、
いずみちゃんの営む中華料理店「ニュー幸楽」で暮らすことになる。
　その頃、レイコの通う小学校には、子ども達を洗脳し、日本の支配を企もうと
する集団「黒文部省」の魔の手が忍び寄っていた・・・。

　主演のチャン・チュワンは、2000人のオーディションから選ばれた中国・少林寺の
天才少年。
監督は、「笑う大天使（ミカエル）」の小田一生。
(98分)

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　舞台挨拶の感想から申しますと、チャン君はすごくかわいかったです
クリクリ坊主頭で、まだ8歳。
名前を呼ばれたら、客席の一番後ろから走って登場。
酔拳（こどもびぃる拳）と、少林寺の型を披露してくれました。
あんなに大勢の人の前で、すごい！
でも、結構プロモーションで日本にいる時間が長いと思うのですが、
今まで少林寺で禁欲的な生活をしてきた少年が、誘惑いっぱいの
日本に長くいて、スター扱いでちやほやされて、変に毒されて
しまわないか、おねーさんはちょっと心配になったよ。

　で、映画はと申しますと・・・ああ、角川、やっちゃったよ！という
感じでした。
36房の試練を終えそうになったところで日本に飛ばされるわけですが
（不法入国だ！）、そこからちょっとイヤな予感はしました。
私はもっと、もう少し現実的な大人向けの映画を想像していたので
「え？この調子で行くの？」と不安を感じました。
昔のジャッキー・チェンの映画のような早回し、子供向け番組のような
子供たちの演技（私はなんだか「ロボコン」を思い出しました）、
微妙な映像技術・・・。
せっかくカンフーの天才少年が出演している映画だというのに、
彼の魅力を活かしきれていないと思いました。
　それでも、ストーリーが進むにつれてだんだん楽しめるように
なってきました。
敵方の出演者というのが、微妙に豪華でクセのある人ばかりで、
西村雅彦、武田真治 、佐田真由美あたりがよかったです。
（武田真治はこの前までやっていた「未来講師　めぐる」のヅラ塾長役
といい、最近はかなりはじけてますね。）
矢口真里も意外と面白い役だったし、桜塚やっくんはいつもの感じで
ネタも披露していて笑えたな。
でも、結局どのあたりの世代をターゲットとした映画だったのか、
よくわからなかった・・・ということは、ファミリー向け？

　まあ、最初からファミリー向けの春休み映画で、大人も一緒に
楽しめるぞ、と思って観に行けばそれなりにおもしろかった
のかもしれません。
ちょっと私の期待が大きすぎたかな？

のその感想・・・５点（10点満点で）

　せっかく幸楽がらみで泉ピン子を出すのなら、姑、小姑に
いびられて・・・的な話にしても、おもしろかった？！
4月からまたドラマの「渡る世間は鬼ばかり」が始まるので
番宣かも。


　子供の頃「少林寺」という映画を映画館に観に行きました。
この頃は、カンフーブームで、主演のリー・リン・チェイが無名
（っていうか、これがデビュー作）だけど、かっこよかった！
彼は中国全国武術大会で、5回連続で総合優勝を飾った
すごい人で、他の出演者も部門別の優勝者といった
本物を使っていて、今のようにワイヤーアクションもCGも
なかったけれど、子供心に感動した。
当時、中国では、この映画を見た少年たちが、少林寺への
入門を希望し列をなした・・・なんて話も聞いた。
「少林寺２」「阿羅漢」と友達と映画館に観に行きました。
こういう映画なら、子供でも大人でも一緒に楽しめるのにね。
　ちなみに、彼はその後どうしてしまったのだろう・・・と思って
いましたが、「リー・リン・チェイ＝ジェット・リー」だと
気づいたのは、つい最近のことなのであります(^_^;)