2009年04月22日

「バーン・アフター・リーディング」の試写会へ行ったのそ

 昨日は、友人と「バーン・アフター・リーディング」の試写会へ行ってきました。

☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆


 CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は、飲酒癖のせいで
諜報員をクビになり、他の部署へと飛ばされてしまう。
怒ったオズボーンは、CIAの内情の暴露本を執筆しようと考え付く。
 オズボーンの妻で、医師のケイティ(ティルダ・スウィントン)は、
財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)とW不倫中。
ケイティはオズボーンと別れる気満々だが、ハリーは絵本作家の妻とも
うまくやっているつもりだし、出会い系サイトを利用して、他の女性たちとも
次々と関係を重ねていた。 
 出会い系サイトに夢中で、全身整形を望んでいるリンダ(フランシス・マクドーマンド)と、
同僚の筋肉オタクのチャド(ブラッド・ピット)は、勤務先のフィットネスセンターで、
客の落し物らしい1枚のCD-ROMを入手する。
どうやらそれにはCIAの機密情報が書き込まれているらしく、
二人はそれを利用して一攫千金を狙う大胆な計画を思いつく。
しかし、そのCD-ROMの内容は実は・・・。

 「ノーカントリー」でアカデミー賞作品賞ほか主要3部門などを受賞した
ジョエル、イーサン・コーエン兄弟が放つクライム・コメディー。
(95分)
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 うーん・・・
キャストが豪華なわりに、おそまつなお話だったような気がします。
ジョージ・クルーニーの、かっこいいけど浮気性でSEX中毒な男の役は
すごく似合っていましたが、ブラピがこの役をやる必要は
なかったんじゃないの?と思いました。
なんだか、久しぶりに若々しいビラピを見たような気がしますが・・・。
 出会い系サイトにハマる人、フィットネスクラブで体を鍛える人々、
健康のためにランニングしないといられない人、気軽に整形する人、
夫と離婚したい妻、情報を売ってお金を得ようと考える人・・・
極端な現代のアメリカの縮図がそこにあるような登場人物たちで、
それぞれの関係が複雑に絡み合い、確かに最後はあっと驚く
結末でした。
結局、最後に得をするのは女達・・・というところでしょうか?
この手のブラックユーモアは、私はあまり好きではないのですが、
好きな人は好きなのかなあ?

のその感想・・・6点(10点満点で)

 95分と短めの映画でしたが、これ以上長くなったら・・・(^_^;)と思えば
ちょうどいい長さでした。
試写会だからよかったけれど、お金を出して観ていたら、鑑賞後に
脱力感に襲われたに違いありません。
それにしても、この人たち、乱れすぎじゃない?


  

Posted by のそ at 22:59Comments(0)映画