2010年01月22日
「オーシャンズ」の試写会へ行ったのそ
昨日は「オーシャンズ」の試写会へ行ってきました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

北極海から南極海、サンゴ礁に彩られる美しい海に、冷たい氷で覆われた海など、
世界各地の海にいる生物たち。
猛スピードで泳ぎ、ジャンプするイルカ。
ゆっくりと海の底へと沈んでいくマンタ。
光のない大気圧1,100倍の海底であっても、そこで生きる命は存在している。
画期的な映像システムを駆使して、北極海から南極海、サンゴ礁に彩られる
美しい海に、冷たい氷で覆われた海など、世界各地の海にいる生物たちの姿をとらえる。
構想10年、撮影期間4年、使用したフィルムは470時間・・・
「WATARIDORI」で観る者を魅了したジャック・ペランが世界中の海を取材した
ネイチャー・ドキュメンタリー。
世界50か所で、100種類以上もの海洋生物を撮影。
超一流のカメラマンたちが奇跡の一瞬をとらえるために、執念と努力を重ねた末に
撮影された映像の数々が映し出される。
ナレーション:宮沢りえ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
こういうネイチャー・ドキュメンタリーのナレーションは、妙に感情が
こもっていたり、動物の気持ちになって喋ってみたりが、
うるさく感じられる事が多いのですが、宮沢りえのナレーションは
淡々としていて、なかなかよかったです。
映像は本当に素晴らしく、特にイルカの狩りのシーンは圧巻!
イワシの大群に群がる、イルカ、サメ、クジラ。
空からは海面まできたイワシを狙う鳥達。
矢のように海面に突き刺さる鳥達はすごい迫力でした。
冒頭のイグアナが泳いでいるシーンも好きだったな(*^。^*)
しばらくおだやかなシーンが続いていくと、癒されているせいか
ちょっと眠くなるのですが(実際に隣の方はイビキをかいて寝てました(^_^;))、
絶妙なタイミングで激しいシーンに切り替わったりと、なかなか最後まで
退屈させませんでした。
映画の終盤では、人間達による自然破壊の厳しい現実が突きつけられます。
人間達による海洋汚染。
人間により仕掛けられた網で、一網打尽にされるイルカ達。
網に絡まりもがき死んでいく海洋生物達。
背びれと尾びれを切り落とされ、そのまま海に捨てられるサメの姿は
衝撃的でした。
たくさんの銛を撃ちつけられ、悲鳴をあげるクジラ。
(捕まえているのがみなアジア系・・・というか日本人ぽく見えるのですが。)
捕鯨のシーンを見ている時は、ちょっと複雑な心境になりました。
製作者はもちろん捕鯨反対派だと思いますが。
そうそう、クジラといえば、一日の食事量もケタ違いです。
でも、極端に大きなクジラ(シロナガスクジラとか)やサメ(ジンベエザメや
ウバザメなど)
は、プランクトンやオキアミのようなものしか食べないというのは、
改めてすごく不思議なことだなあと思いました。
この世界の面積の7割が海であり、さらにとんでもなく深い深海には
まだまだ多くの謎が残されています。
人類は宇宙への進出には積極的でしたが、深海の調査というものは
すごく遅れているのですね。
最近は海洋地下資源に大きな注目が集まっていますが、
人間の開発の手が深海まで入り込み、静かに暮らす深海生物達を
脅かす事になったら・・・人間も自然の摂理に基いて淘汰されていくことに
なるような気がします。
のその感想・・・9点(10点満点で)
子どもが博物館や水族館の中を歩いたりするシーンはいらないなぁ(^_^;)
最後に「生き物が傷つく場面には一部に人為的な処理を施してあります」
というような注意書きが現れたのは、なんだか興醒めでした。
全編が、きれいな海や時に厳しい自然、素晴らしい映像で綴られていたら、
10点満点だったかも。
環境保護を訴える映画を作りたいのなら、それに照準をしぼった映画を
別に作った方がよかったと思いました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

北極海から南極海、サンゴ礁に彩られる美しい海に、冷たい氷で覆われた海など、
世界各地の海にいる生物たち。
猛スピードで泳ぎ、ジャンプするイルカ。
ゆっくりと海の底へと沈んでいくマンタ。
光のない大気圧1,100倍の海底であっても、そこで生きる命は存在している。
画期的な映像システムを駆使して、北極海から南極海、サンゴ礁に彩られる
美しい海に、冷たい氷で覆われた海など、世界各地の海にいる生物たちの姿をとらえる。
構想10年、撮影期間4年、使用したフィルムは470時間・・・
「WATARIDORI」で観る者を魅了したジャック・ペランが世界中の海を取材した
ネイチャー・ドキュメンタリー。
世界50か所で、100種類以上もの海洋生物を撮影。
超一流のカメラマンたちが奇跡の一瞬をとらえるために、執念と努力を重ねた末に
撮影された映像の数々が映し出される。
ナレーション:宮沢りえ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
こういうネイチャー・ドキュメンタリーのナレーションは、妙に感情が
こもっていたり、動物の気持ちになって喋ってみたりが、
うるさく感じられる事が多いのですが、宮沢りえのナレーションは
淡々としていて、なかなかよかったです。
映像は本当に素晴らしく、特にイルカの狩りのシーンは圧巻!
イワシの大群に群がる、イルカ、サメ、クジラ。
空からは海面まできたイワシを狙う鳥達。
矢のように海面に突き刺さる鳥達はすごい迫力でした。
冒頭のイグアナが泳いでいるシーンも好きだったな(*^。^*)
しばらくおだやかなシーンが続いていくと、癒されているせいか
ちょっと眠くなるのですが(実際に隣の方はイビキをかいて寝てました(^_^;))、
絶妙なタイミングで激しいシーンに切り替わったりと、なかなか最後まで
退屈させませんでした。
映画の終盤では、人間達による自然破壊の厳しい現実が突きつけられます。
人間達による海洋汚染。
人間により仕掛けられた網で、一網打尽にされるイルカ達。
網に絡まりもがき死んでいく海洋生物達。
背びれと尾びれを切り落とされ、そのまま海に捨てられるサメの姿は
衝撃的でした。
たくさんの銛を撃ちつけられ、悲鳴をあげるクジラ。
(捕まえているのがみなアジア系・・・というか日本人ぽく見えるのですが。)
捕鯨のシーンを見ている時は、ちょっと複雑な心境になりました。
製作者はもちろん捕鯨反対派だと思いますが。
そうそう、クジラといえば、一日の食事量もケタ違いです。
でも、極端に大きなクジラ(シロナガスクジラとか)やサメ(ジンベエザメや
ウバザメなど)
は、プランクトンやオキアミのようなものしか食べないというのは、
改めてすごく不思議なことだなあと思いました。
この世界の面積の7割が海であり、さらにとんでもなく深い深海には
まだまだ多くの謎が残されています。
人類は宇宙への進出には積極的でしたが、深海の調査というものは
すごく遅れているのですね。
最近は海洋地下資源に大きな注目が集まっていますが、
人間の開発の手が深海まで入り込み、静かに暮らす深海生物達を
脅かす事になったら・・・人間も自然の摂理に基いて淘汰されていくことに
なるような気がします。
のその感想・・・9点(10点満点で)
子どもが博物館や水族館の中を歩いたりするシーンはいらないなぁ(^_^;)
最後に「生き物が傷つく場面には一部に人為的な処理を施してあります」
というような注意書きが現れたのは、なんだか興醒めでした。
全編が、きれいな海や時に厳しい自然、素晴らしい映像で綴られていたら、
10点満点だったかも。
環境保護を訴える映画を作りたいのなら、それに照準をしぼった映画を
別に作った方がよかったと思いました。
「ヘルタースケルター」を観てきたのそ
映画「ホタルノヒカリ」を観てきたのそ
「テルマエ・ロマエ」を観てきたのそ
「戦火の馬」の試写会へ行ったのそ
「リアル・スティール」を観てきたのそ
「聯合艦隊司令長官 山本五十六」の試写会へ行ったのそ
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「テルマエ・ロマエ」を観てきたのそ
「戦火の馬」の試写会へ行ったのそ
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Posted by のそ at 15:24│Comments(0)
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