2010年07月07日
「必死剣鳥刺し」の試写会へ行ったのそ
昨日は、仕事が終わってから、「必死剣鳥刺し」の試写会へ行ってきました。
最近、なかなか応募しそびれていたけれど、久しぶりの試写会、
やっぱり楽しいな。
今回はお土産に男性用の「爽茶石鹸」(泡立てネット付100g・1,260円)
も貰っちゃったし(*^。^*)
(M氏への、いいお土産になりました。ありがとうございます!)
またせっせと応募するようにしようかな。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
必死剣鳥刺し

鳥刺し・・・それは、必死必勝の剣。
その秘剣が抜かれる時、遣い手は、半ば死んでいるとされる。
時は江戸。東北の海坂藩。
物頭・兼見三佐ェ門(豊川悦司)は、藩主・右京太夫(村上淳)の失政の
元凶である愛妾・連子(関めぐみ)を城中で刺し殺した。
最愛の妻・睦江(戸田菜穂)を亡くした三左ェ門にとっては、
死に場所を求めた武士の意地でもあった。
しかし、意外にも寛大な処分が下され、一年の閉門後、再び近習頭取として
藩主の傍に仕えることになる。
腑に落ちないながらも、身の周りの世話をする睦江の姪・里尾(池脇千鶴)の
献身もあり、三左ェ門は再び生きる力を取り戻してゆく。
そんなある日、三左ェ門は中老・津田民部(岸部一徳)から思わぬ話を持ちかけられた。
それは、彼を天心独名流の遣い手と知っての相談であり、「鳥刺し」という奥義を
お上のために役立てろという秘命でもあった。
相手は直心流の達人であり、藩主家と対立しているご別家・帯屋隼人正(吉川晃司)。
そして対決の日がやってきたが・・・
原作は藤沢周平の「隠し剣」シリーズの中の同名小説。
監督は、「しゃべれども しゃべれども」の平山秀幸。
(114分)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今回は現代風な喋り方をしているな・・・と思ったら、他の「隠し剣」
(「隠し剣 鬼の爪」・「武士の一分」(原作は「盲目剣谺返し」)は、
山田洋次監督の作品だったのですね。
「隠し剣」シリーズは16編あるそうで、他のものも映像化されたら
おもしろいな、と思いました。
(詳しくはコチラをご覧下さい。)
ゆっくりな流れながらも退屈させず、いい映画でしたが・・・
後味がちょっとよくないものでした。
トヨエツ、男臭さが滲み出ていてステキでしたが・・・ちょっと太った?
1年間の閉門って、納屋のようなところに押し込められて外にも出られず、
お風呂にも入れず、髭も髪も伸び放題でボーボーになっちゃうのですね。
その姿は三佐ェ門の心を映し出しているようでしたが、閉門を解かれた後は
スッキリとして、いい男ぶりでした。
そんな三佐ェ門に密かに心を寄せる亡妻の姪役の池脇千鶴もよかったです。
出戻りで主人公の世話をしているのが・・・というと、「隠し剣 鬼の爪」を
思い出しました。
献身的で大人しそうでも、芯が強く、実は情熱的な里尾という役に
ピッタリでした。
ご別家役の吉川晃司は、出番はそう多くはありませんでしたが、
結構好きです。
以前よりもこちらはちょっと痩せた感じで、ステキでした。
時代劇も合うのですね。
出演者で吉川晃司の名前があると、何となく気になってしまうような
存在です。
ドラマ「素直になれなくて」の時は、父親役というのもあってかなり老けて
みえましたが、まだまだこういう役をやって欲しいものです。
あと、同じく「素直になれなくて」で、「ピーち」をやっていた関めぐみ
が妾役ででていましたが、この人は嫌な女の役がうまいですねー。
若いのに迫力があり、なかなか存在感もありました。
そして・・・映画のラスト15分は、それまでの静かさとはうってかわり、
かなり激しいものとなります。
あまりの迫力に、会場は静まりかえっていました。
迫力を出すために、CGではなく血糊を使っているそうですね。
これは、ぜひとも映画館の大画面で観て欲しいな(*^。^*)
身長186cmのトヨエツと、182cmの吉川晃司という二人の大男の
殺陣は、かなりな迫力がありました。
ご別家は、悪役というわけではなく、実は腐った藩政に異を唱える正義の人
なのですが、主人公と戦う羽目になるのが、スッキリしない要因の一つ
なのです。
上の言う事は絶対・・・と、まあこれは現代でもそうですが、その結末に
救いはないのか?・・・といって、あのラスト?
・・・うーん(-_-;)
すっきりは・・・しないですね。
エンディング・テーマはalanが唄っていたけれど、映画のイメージに
まったく合っていない気がしました。
多分、その曲だけで聞けばいい曲かもしれないけど・・・軽すぎる。
のその感想・・・9点(10点満点で)
いい映画なんだけど・・・私、ハッピーエンドが好きなのよねー。
最後はなんだか呆然としてしまい、誰かと一緒だったら、ぜひ
一杯やりながら、映画について語り合いたいところでした。
でも、今回は一人だったし、丁度雨も降り始めたので
急いで自転車をこいで帰りました。
最後に一言。
こういう映画には、小学校低学年以下の子供は連れてきちゃいけない!
お菓子の袋をガサガサさせたり、途中で話をしたり、伸びをしたり・・・
じっとしていられるわけないじゃない。
よほどの時代劇好きでもないかぎり、絶対に途中で退屈するから。
(大人にとっては、面白いものでもね。)
親はよくても、周りはすごく迷惑です。
そして、ラスト15分は、かなり残酷なんだぞ~!!
最近、なかなか応募しそびれていたけれど、久しぶりの試写会、
やっぱり楽しいな。
今回はお土産に男性用の「爽茶石鹸」(泡立てネット付100g・1,260円)
も貰っちゃったし(*^。^*)
(M氏への、いいお土産になりました。ありがとうございます!)
またせっせと応募するようにしようかな。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
必死剣鳥刺し

鳥刺し・・・それは、必死必勝の剣。
その秘剣が抜かれる時、遣い手は、半ば死んでいるとされる。
時は江戸。東北の海坂藩。
物頭・兼見三佐ェ門(豊川悦司)は、藩主・右京太夫(村上淳)の失政の
元凶である愛妾・連子(関めぐみ)を城中で刺し殺した。
最愛の妻・睦江(戸田菜穂)を亡くした三左ェ門にとっては、
死に場所を求めた武士の意地でもあった。
しかし、意外にも寛大な処分が下され、一年の閉門後、再び近習頭取として
藩主の傍に仕えることになる。
腑に落ちないながらも、身の周りの世話をする睦江の姪・里尾(池脇千鶴)の
献身もあり、三左ェ門は再び生きる力を取り戻してゆく。
そんなある日、三左ェ門は中老・津田民部(岸部一徳)から思わぬ話を持ちかけられた。
それは、彼を天心独名流の遣い手と知っての相談であり、「鳥刺し」という奥義を
お上のために役立てろという秘命でもあった。
相手は直心流の達人であり、藩主家と対立しているご別家・帯屋隼人正(吉川晃司)。
そして対決の日がやってきたが・・・
原作は藤沢周平の「隠し剣」シリーズの中の同名小説。
監督は、「しゃべれども しゃべれども」の平山秀幸。
(114分)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今回は現代風な喋り方をしているな・・・と思ったら、他の「隠し剣」
(「隠し剣 鬼の爪」・「武士の一分」(原作は「盲目剣谺返し」)は、
山田洋次監督の作品だったのですね。
「隠し剣」シリーズは16編あるそうで、他のものも映像化されたら
おもしろいな、と思いました。
(詳しくはコチラをご覧下さい。)
ゆっくりな流れながらも退屈させず、いい映画でしたが・・・
後味がちょっとよくないものでした。
トヨエツ、男臭さが滲み出ていてステキでしたが・・・ちょっと太った?
1年間の閉門って、納屋のようなところに押し込められて外にも出られず、
お風呂にも入れず、髭も髪も伸び放題でボーボーになっちゃうのですね。
その姿は三佐ェ門の心を映し出しているようでしたが、閉門を解かれた後は
スッキリとして、いい男ぶりでした。
そんな三佐ェ門に密かに心を寄せる亡妻の姪役の池脇千鶴もよかったです。
出戻りで主人公の世話をしているのが・・・というと、「隠し剣 鬼の爪」を
思い出しました。
献身的で大人しそうでも、芯が強く、実は情熱的な里尾という役に
ピッタリでした。
ご別家役の吉川晃司は、出番はそう多くはありませんでしたが、
結構好きです。
以前よりもこちらはちょっと痩せた感じで、ステキでした。
時代劇も合うのですね。
出演者で吉川晃司の名前があると、何となく気になってしまうような
存在です。
ドラマ「素直になれなくて」の時は、父親役というのもあってかなり老けて
みえましたが、まだまだこういう役をやって欲しいものです。
あと、同じく「素直になれなくて」で、「ピーち」をやっていた関めぐみ
が妾役ででていましたが、この人は嫌な女の役がうまいですねー。
若いのに迫力があり、なかなか存在感もありました。
そして・・・映画のラスト15分は、それまでの静かさとはうってかわり、
かなり激しいものとなります。
あまりの迫力に、会場は静まりかえっていました。
迫力を出すために、CGではなく血糊を使っているそうですね。
これは、ぜひとも映画館の大画面で観て欲しいな(*^。^*)
身長186cmのトヨエツと、182cmの吉川晃司という二人の大男の
殺陣は、かなりな迫力がありました。
ご別家は、悪役というわけではなく、実は腐った藩政に異を唱える正義の人
なのですが、主人公と戦う羽目になるのが、スッキリしない要因の一つ
なのです。
上の言う事は絶対・・・と、まあこれは現代でもそうですが、その結末に
救いはないのか?・・・といって、あのラスト?
・・・うーん(-_-;)
すっきりは・・・しないですね。
エンディング・テーマはalanが唄っていたけれど、映画のイメージに
まったく合っていない気がしました。
多分、その曲だけで聞けばいい曲かもしれないけど・・・軽すぎる。
のその感想・・・9点(10点満点で)
いい映画なんだけど・・・私、ハッピーエンドが好きなのよねー。
最後はなんだか呆然としてしまい、誰かと一緒だったら、ぜひ
一杯やりながら、映画について語り合いたいところでした。
でも、今回は一人だったし、丁度雨も降り始めたので
急いで自転車をこいで帰りました。
最後に一言。
こういう映画には、小学校低学年以下の子供は連れてきちゃいけない!
お菓子の袋をガサガサさせたり、途中で話をしたり、伸びをしたり・・・
じっとしていられるわけないじゃない。
よほどの時代劇好きでもないかぎり、絶対に途中で退屈するから。
(大人にとっては、面白いものでもね。)
親はよくても、周りはすごく迷惑です。
そして、ラスト15分は、かなり残酷なんだぞ~!!
「ヘルタースケルター」を観てきたのそ
映画「ホタルノヒカリ」を観てきたのそ
「テルマエ・ロマエ」を観てきたのそ
「戦火の馬」の試写会へ行ったのそ
「リアル・スティール」を観てきたのそ
「聯合艦隊司令長官 山本五十六」の試写会へ行ったのそ
映画「ホタルノヒカリ」を観てきたのそ
「テルマエ・ロマエ」を観てきたのそ
「戦火の馬」の試写会へ行ったのそ
「リアル・スティール」を観てきたのそ
「聯合艦隊司令長官 山本五十六」の試写会へ行ったのそ
Posted by のそ at 17:05│Comments(0)
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